イベントセンター

イベントセンターは「何が起きたか」をあとから見直す場所です。このページを最後まで進めると、見たい数件だけを絞り込む、「白い服の人」のように文章で探す、イベント前後の数秒の映像を見る、間違いを報告して次から減らす、残したくない記録を安全に消す——ここまでができるようになります。

はじめる前に

AI 検出を有効にして、イベントが出ている状態から始めます。文章でイベントを探す機能と「AI 識別タグ」は、「システム設定 → AI 要約」で画面の説明をオンにする必要があります。入口は左メニューの「イベントセンター」です。

1. イベント 1 件の読み方

左がイベント一覧で、1 件選ぶと右に詳細が出ます。詳細で分かることは次のとおりです:

  • 「スナップショット」/「動画」の 2 つのタブ——スナップショットはその 1 フレーム、動画はイベント前後の数秒のクリップです
  • 検出枠を表示:そのとき枠で捉えた対象を描きます。枠を持たないモーションだけのイベントでは、このスイッチは出ません
  • 移動軌跡を表示:対象が画面内で通った経路を、滞在時間と「画面外へ」の印つきで表示します
  • イベント情報:種類、信頼度、状態、どのカメラか、イベント時刻、関連録画
  • 検出詳細:そのイベント固有の項目——顔の「識別結果」と「類似度」、ナンバーと色、転倒の「降下速度」と床にいた時間、ゾーンイベントのエリア名と方向など
  • AI 識別タグ:画面の説明から取り出したタグ(人数、服の色、所持品、シーン…)。画面の説明をオンにしている場合だけ出ます

知っておくと便利な 2 つの操作

スナップショットはクリックで拡大でき、スクロールで拡大縮小・ドラッグで移動・ダブルクリックで初期化です。「再生へジャンプ」を押すとイベントの 5 秒前から再生が始まります——少し手前から見えるので、人がどう画面に入ってきたかまで分かります。

2. 見たい数件に絞り込む

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    種類で絞り込む

    場所:一覧の上にある種類のタグ。 操作:種類を 1 つ押します。大きな分類は自動で細かい種類に展開されます——「ペット」は猫 / 犬 / 鳥、「車両」は乗用車 / トラック / バス / バイク / 自転車を含みます。 成功の目安:一覧がその種類だけになります。

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    カメラで絞り込む

    操作:「カメラで絞り込む」のプルダウンを使います。 注意:無効にしたカメラやアーカイブしたカメラも一覧に残ります——過去のイベントはデータベースに残っているので、選べないと探せなくなるからです。

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    未読の印を消す

    操作:上部に「計 N · 未読 M」と出ています。「すべて既読にする」を押します。 成功の目安:未読が 0 になります。

検索と種類タグは同時には使えません

検索を始めると、種類タグは自動的に外れます。種類タグは読み込み済みのページの中をさらに絞る仕組みで、検索のページ送りとぶつかるためです。両方を同時に使うと「さらに読み込む」が効かなくなります。カメラの絞り込みはサーバー側で行うため影響を受けず、検索と重ねて使えます。

3. 文章でイベントを探す

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    探したい場面をそのまま書く

    操作:検索ボックスに「白い服の人」「配達員」「赤い袋」のように入力します。 注意:1 文字では検索されません(2 文字以上)。入力の手を止めて 0.5 秒ほどで検索が始まります。

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    精度が落ちていないか確かめる

    成功の目安:正常ならそのまま結果が出ます。上部に「セマンティック検索のモデルが未ダウンロード」「セマンティック検索は現在利用できません」「クラウドのセマンティック検索を今回は利用できませんでした」と出た場合は、いまはキーワード一致だけで、意味での検索にはなっていません——1 つ目なら「システム設定 → AI 要約」でモデルをダウンロードしてください。

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    元の一覧に戻る

    操作:検索ボックスを空にするか、「検索をクリア」を押します。

説明が付いたイベントだけが見つかります

検索の対象は、AI が各イベントに書いた画面の説明です。発生直後のイベントはまず「AI 要約を生成中…」と表示され、数秒後に説明が付きます。その間は検索に出てきません。画面の説明をオンにしていない場合、過去のイベントには説明が 1 件もないため、検索はキーワード一致に落ちます。

4. イベントのクリップを見る

スナップショットは 1 フレームだけですが、クリップはイベント前後の数秒の映像で、再生ページに移らなくてもその場で見られます。

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    再生する

    操作:「動画」タブに切り替えるか、「クリップ再生」を押します。 成功の目安:「クリップを準備中…」と出たあと、再生が始まります。

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    見られないときは理由が表示されます

    「このイベントに再生可能なクリップはありません」=そのとき該当のカメラが録画していなかったので、スナップショットしかありません。「イベントが録画セグメントをまたいでいます。全体は再生ページでご確認ください」=出来事が 2 つの録画セグメントにまたがっていて、クリップは片方しか切り出せていません。全体は再生ページで見てください。

クリップが残るのは、そのとき録画していた場合だけ

AI 検出だけをオンにして、録画モードを「録画なし」にしているカメラでは、イベントにスナップショットしか残りません。クリップが欲しい場合は、そのカメラの録画モードを「動体検知」か「連続録画」に変えてください。〈保持とディスク容量〉を参照。

5. 間違いを報告する

猫を犬と判定した、木の影を人と判定した——そんなときは「誤検知として報告」を押します。これはイベントを削除するものではなく、その 1 件を「学習アノテーション」ページで優先的に表示させる操作です。数がたまれば、自宅の映像により合ったモデルを学習させられます。

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    報告する

    操作:イベント詳細で「誤検知として報告」を押します。 成功の目安:「誤検知として記録しました。学習アノテーションページで優先的に表示されます」と表示されます。

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    間違えて報告したら取り消す

    操作:同じ場所で「誤検知を取り消す」を押します。

報告してもすぐには効きません

これは今後の学習用に素材をためる操作で、「もう二度と通知しない」というスイッチではありません。すぐに減らしたいなら、無視ゾーンを 1 つ描くほうが早いです——〈検出ゾーンとライン〉。

6. イベントを削除する

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    1 件だけ削除する

    操作:イベント詳細で「削除」を押し、確認します。

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    すべて消す

    操作:一覧の上にある「クリア」を押します。 注意すべてのイベント記録を削除します。元に戻せず、「古いものだけ消す」という選択肢はありません。

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    条件を決めてまとめて削除する(おすすめ)

    場所:ファイル管理 → スナップショット。 操作:「開始日」/「終了日」と「種類」で絞り込み、チェックを入れて(「すべて選択」も使えます)「選択を削除」を押します。 成功の目安:「N 枚のスナップショットを削除しました」と表示されます——イベント記録と画像がまとめて消えます。

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    消す前に書き出して残す

    操作:同じページでチェックを入れて「選択をエクスポート」を押すと、zip でダウンロードできます。 成功の目安:ファイル名は 20260617-120000_リビング_person_1234.jpg のような形で、先頭が時刻です。展開してファイル名で並べ替えれば時刻順になります。

7. よくある質問

  • イベントはあるのにスマホが鳴らない —— 〈通知とプッシュ〉の最後の節にある確認の順番を見てください。
  • 「関連録画」が「なし」のまま —— 発生直後のイベントは、対応する録画セグメントがまだ書き終わっていません。閉じられると自動で埋まります。ずっと「なし」なら、そのカメラは当時本当に録画していませんでした。
  • 全体の流れを見たい —— 「再生へジャンプ」を押すと、イベントの 5 秒前から再生されます。
  • 見たくない種類が一覧に混ざる —— 毎回絞り込むより、「システム設定 → 通知」でその種類の階層を下げるか、無視ゾーンで発生源から止めるほうが楽です。

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